竹の入口に続く手仕事の粘土の小径

粘土の小径

Paths Shaped By Hand

一歩ごとに、職人の指先の記憶が刻まれています。粘土という生きた素材が、庭の物語を静かに語りかける道。

私たちの哲学

A Path Is Not Drawn — It Is Grown

Clay Path Blendの小径は、図面の上でまっすぐに決められるものではありません。地形の傾き、木漏れ日の落ちる角度、苔の育ちやすい湿度——そうした庭固有の条件を読み取りながら、粘土と砂利、石、木を少しずつ配合し、手のひらで押し固めていきます。ひとつとして同じ道はなく、季節が巡るごとに色合いも表情を変えていく。私たちが目指すのは「完成された道」ではなく、「育っていく道」です。歩くたびに、その家の暮らしの時間がゆっくりと積み重なっていきます。

竹林の中を抜ける粘土の小径

STYLE 01 — 竹林の小径

Bamboo Grove Path

竹林を抜ける道には、上から零れ落ちる緑がかった光がよく似合います。私たちはこの小径に、青みを帯びた灰褐色の粘土を選び、竹炭を微量に練り込むことで、木漏れ日の下でも沈んだ落ち着きを保つ表面に仕上げます。

歩幅に合わせて緩やかにカーブを描き、竹の根の呼吸を妨げないよう、あえて隙間を残した目地取りを施すのが特徴です。風が抜けるたびに葉音と足音が重なり合う、静かな通り道になります。茶室へのアプローチや、離れへ続く小道に特に選ばれています。

内庭に敷かれた明るい色調の粘土の小径

STYLE 02 — 中庭の小径

Courtyard Path

四方を建物に囲まれた中庭は、限られた光を反射させることがとても大切です。この小径にはテラコッタに近い明るい粘土をベースに、細かな砂利を表情豊かに混ぜ込み、昼夜を問わず柔らかな温もりを保つ仕上げを選びました。

直線を基調としながらも角を丸め、素足で出ても心地よい質感に整えています。リビングから続く中庭に敷けば、屋内と屋外の境界がふっと溶けるような感覚を生み出します。来客をもてなす小さな坪庭にも好まれる仕様です。

木橋のたもとに続く粘土の小径

STYLE 03 — 木橋の小径

Wooden Bridge Path

水辺に架かる木橋のたもとでは、湿気と木の香りに寄り添う色を選びます。深みのある焦げ茶色の粘土に、川砂利をわずかに混ぜ込み、雨の日にも滑りにくい微細な凹凸を持たせているのがこの小径の特徴です。

橋の板張りと地面の境目には、あえて緩やかな傾斜をつけ、水はけと歩きやすさの両方に配慮しています。池や小川のほとりを歩く時間そのものが、庭の主役になるような設計です。橋を渡る前後の「間」を大切にしたい方に選ばれています。

Begin Your Own Path

あなたの庭に、どんな小径がふさわしいでしょうか。素材と歩幅、光の入り方をお伺いしながら、ご一緒に道筋を描いていきます。

お問い合わせはこちら